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日誌

学びの森の水曜日

 

こんにちは、学びの森のタナカです。

 

 

台風一過の本日。京都・亀岡の昨夜の風はものすごく、なんと、学びの森の前の木が傾いておりました。

 

 

ですが朝には暴風警報も解除されていたため、学びの森は通常営業。生徒たちもいつも通りやってきていました。

 

 

 

 

さて。

 

 

学びの森フリースクール・ハイスクールは、土曜、日曜に加え、水曜日がお休みです。

 

 

お休みといっても、残念ながらスタッフはお休みではありません。

 

 

生徒は来ない水曜日、スタッフは一体何をして過ごしているのかというと、基本的には

 

 

①事務作業

 

②授業準備

 

③ミーティング

 

 

の3本柱です。

 

 

特に③のミーティングは、常勤スタッフが顔を揃え、時間をたっぷりかけて生徒情報を共有し、それぞれの観点から意見を述べ合う大事な時間です。

 

 

私にとっては、生徒を自分ひとりで見つめ、考えているだけでは思いつかないアイディアや視点をほかの先生からもらえ、自分自身の俯瞰性や客観性を再検証できる貴重な機会なのです。

 

 

 

 

ある日の水曜日、そんな風にみっちりミーティングを行ったあと、事務作業に勤しんでいたパソコンの画面から顔を上げふと教室を見てみると、こんな景色が広がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

手前で小牧先生と木下先生が、そして奥では桜井先生と恵美子先生がそれぞれ一対一で意見を交わしていたのです。

 

 

その話題は、小学校低学年の教育をどう考えるか、フリースクールのある生徒の学習をどう進めるか、探究の時間でやりたいことの相談、などなど。

 

 

 

 

それを眺めていたタナカ。

 

 

学びの森の「学び」は、こうしたスタッフ間の対話の積み重ねで生まれていくのだなぁと改めて感じました。

 

 

それだけでなく、生徒とスタッフの間の対話、生徒同士の対話、その他さまざまな関係性やコミュニケーションの蓄積はもちろんなのですが。

 

 

 

 

講師と生徒、講師と講師、そして生徒と生徒。

 

 

幾重にも重なる対話の層と、ミーティングを終えても、いろんなテーマで本気で話し込んでしまう大人たちの存在。

 

 

こういうところが、学びの森の「らしさ」なのかもしれない。

 

 

 

 

そんなことを思った、学びの森のお休み曜日、水曜日のひとコマでした。