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日誌

学びの森、校外学習2018

 

皆さんこんにちは、学びの森のタナカです!

 

 

ぐっと涼しくなり秋の足音が聞こえてきた今日この頃、学びの森の面々は待ちに待った校外学習へと出かけてきました!

 

 

 

 

学びの森では毎年この季節に校外学習に出かけています。(過去の記事をご覧ください)

 

 

・2017年の校外学習

 

「学びの森2017丹後旅」

 

 

・2016年の校外学習

 

「行ってきたぜ、丹後!」「ジブンの芽」

 

 

 

 

この校外学習、昨年までは我々スタッフが行先や旅程、アクティビティなどのすべてを決めてきたのですが、今年は一味違いました。

 

 

木下先生がブログ「立命館の学生との交流あれこれ②」に書かれたように、今年は学びの森の生徒たちがこの校外学習を企画したのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「校外学習」ってそもそも一体何なの?何のためにするの?どんな目標が設定されてるの?これまでの経験でそれはちゃんと達成されてると感じた?どんな校外学習が印象に残ってる?

 

 

などなど、そんな「校外学習」にまつわるもろもろを考えるところからスタートしたこの企画。

 

 

学びの森の生徒たちがグループに分かれ「校外学習」案を企画し、プレゼンにより勝ち抜いたチームの案と立命館大学の学生さんによる案を”プレゼン大会”で戦わせ、優勝したチームの案を実際に学びの森の校外学習にしちゃおう!そこに立命館の学生さんも一緒に来てもらおう!というものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

プレゼン大会当日の模様

 

 

 

 

そこで勝ち抜いたのが、「普段と違うことを経験する中で、お互いのことを知り、友達を作って楽しむ」を目標とし、行先を晴天時琵琶湖バレイ、雨天時海遊館とする学びの森の生徒たちの代表案でした。

 

 

(この過程については木下先生がきっと詳しく書いてくださるだろうと思うので皆さんお楽しみに)

 

 

 

 

来たる校外学習当日、お天気は雨予報だったため、行先は海遊館に決定。

 

 

亀岡駅と京都駅前、それぞれの場所に集合し、

 

 

 

 

 

 

 

 

貸切の大型バスに乗り込み(「校外学習」って感じ!)、海遊館に向かいました。

 

 

 

 

 

 

目印は「緑のバス」(そのまんま)

 

 

 

 

 

 

バスではマイクを使って順番に自己紹介

 

 

 

 

みんなでトランプやUNOで盛り上がりながらバスに揺られること約1時間半、とうとう海遊館に到着!

 

 

まずは隣接する天保山マーケットプレースにて昼食をとりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

昔懐かしい大阪の街並みが再現されたなにわ食いしんぼ横丁

 

 

 

 

ここで、班ごとに分かれてお昼の時間を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスの中ですでに班ごとに分かれて座っていたこともあり、食事の頃にはかなり打ち解けていた様子の皆さん。

 

 

写真を見る限り、大阪ということもあって粉もんを食べている人が多いですね~。私はチキンケバブプレートを食べました。

 

 

さて、1時間ほどのお昼時間を経て海遊館の前に集合し、いざ入館!

 

 

 

 

 

 

 

 

集合時間には出口に集合、ということだけ共有し、班ごとに館内を自由に見て回りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろんこの”班”は班ごとにスタッフがついているわけではなく、学びの森の生徒と立命館の学生さんだけで構成されています。

 

 

前日までは、生徒たちの中でも「初めて会う大学生たちとコミュニケーションがうまくとれるかな」「仲良くなれるかな」と少し心配する声もあがっていました。

 

 

我々スタッフもどうなるかな?と様子をうかがっていたものの、生徒たちの持っている力、それを発揮できる関係をつくってくれた学生さんたちのやわらかさがうまく交じり合い、非常によい空気感を醸成していたように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海遊館の海の生き物たち

 

 

 

 

約2時間の見学時間を終え、無事全員集合して帰りのバスに乗車。

 

 

 

 

今日一日を振り返っての感想を一人ひとり言っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

普段の語り場や出会い場といった機会ではみんなの前でコメントするのを「パス」している生徒が「楽しかった」と語ったり(しかもマイクを使って!)、当初は大学生を交えての校外学習に不安を感じていた生徒が「普段なかなか話せないひとと話せてよかった」と言っていたり、嬉しい場面に出会えました。

 

 

 

 

そんな生徒たちの言葉や表情に触れ、学びの森の生徒たちが学びの森の「外」の大人と出会い、会話し、関係を構築するこういった機会の重要性を改めて感じました。

 

 

思えば私自身が学生の頃も、家庭や学校といった場所で疑問に感じたことにそれ以外の場所の友人や大人が応えてくれたり、そのやりとりを通じて自分の中のものの見方が修正されていったり、そういった人たちの姿を見て「こんな風に生きてもいいんや」と思えたり、だからこそ家庭や学校といった場所と自分の心のバランスが整えられていったりしたなー、などと思ったり。

 

 

 

 

これに関われた学びの森のスタッフのひとりとして、この企画を進めてきてくださった立命館大学の川那部先生、学生の皆さん、そして学びの森の生徒たちと、木下先生に、改めて感謝の気持ちです。ありがとうございます。

 

 

 

 

さて、初夏から始まったこの校外学習プロジェクトも無事終了。

 

 

改めてみんなの振り返りを聞くのを楽しみにしています。

 

 

最後に、みんなで撮った記念写真を。

 

 

 

 

 

 

 

 

隠れてしまっているひともいるのですが(撮影時ちゃんと気づけなかったカメラマンタナカのミスです、ごめんなさい!)、みんないい表情をしているかと。

 

 

 

 

以上、2018年の学びの森の校外学習レポートでした!!