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日誌

こんなプロジェクト始まります。

こんばんは、学びの森のキノシタです。

 

 

 

今回のブログでは、今後のプロジェクト案をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

生徒には今週のどこかでお知らせし、一緒にこうしたプロジェクトをやってみないか誘おうと思っています。

 

 

 

 

<このプロジェクト自体を一緒につくっていく>

 

 

 

 

そんなことができればと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、まず最初のプロジェクトはコチラ!

 

 

 

 

「教養講座(芸術)」

 

 

 

 

ブログで一度ご覧になった人もおられるかもしれません。

 

 

リンク:これも・それも・あれも『陶芸』

 

 

リンク:学びの森の芸術の時間レポート、その1

 

 

 

 

そう、プロの陶芸家である綿引恒平(わたひき こうへい)さんに関わってもらている、表現活動です。

 

 

 

 

 

 

 

 

学びの森では、昨年から綿引さんに関わってもらっています。

 

 

 

 

その目的は、「自分を表現する」こと。

 

 

 

 

「自分を表現する」というプロセスの中で、自分について深く考えたり、表現したものを通して他者とつながる経験を積んでほしい、と考えたからです。

 

 

 

 

昨年は綿引さんに一人ひとりの生徒とじっくり話しあってもらいながら

 

 

 

 

何を、どんなカタチで、表現するのかを決めていきました。

 

 

 

 

粘土で好きなキャラクターをつくった人もいれば、木材で剣や銃をつくった人もいたし、

 

 

 

 

消しゴムでオリジナルのはんこをつくったり、ひたすら絵を描いている人もいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度も大きな目的は「自分を表現すること」です。

 

 

 

 

そのためにまずは、

 

 

・芸術、アートがなぜこの世に存在しているんだろう?

 

 

・何かを「表現する」意味ってなんだろう?

 

 

について考え、次に実際自分でも「表現する」ことに挑戦したいと考えています。

 

 

 

 

この講座が、自分や他者のこと、表現するということを考えるきっかけになればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

お次はコチラ!

 

 

 

 

 

「東九条プロジェクト」

 

 

 

 

ブログでは、フィールドワークの様子や地域のお祭りに参加したときの様子をお伝えしてきました。

 

 

リンク:第1回 東九条フィールドワーク

 

 

リンク:第2回 東九条フィールドワーク

 

 

リンク:学びの森の東九条マダンレポート その2 当日編

 

 

 

 

「東九条」という地域の「人・モノ・こと」とのつながりの中で学ぶ機会です。

 

 

 

 

 

 

 

 

学びの森では、ここ数年間、学びの森の「外」に出て学ぶ機会を積極的につくってきました。

 

 

 

 

それは、自分たちの経験を、自分の内側にとどめておくのではなく、外に、

 

 

 

 

つまり、他者や社会に開いていくことが必要だと考えたからです。

 

 

 

 

具体的には、ブログでもご紹介したように、「東九条マダン」でたこせんを販売したり、チャンゴという民族楽器を演奏したり、

 

 

 

 

東九条の街の歴史を教えてもらったり、在日朝鮮・韓国人の方に話を聞きに行ったりしました。

 

 

 

 

卒業生の中には、こうした経験が、自分の次の進路選択に結びついた人もいます。

 

 

 

 

今年も、学びの森の「外」に広がる生の現実を見て、人とのつながりの中で学んでほしいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのために、今回はこんなお二人にご協力いただけることになりました。

 

 

 

 

浜辺ふう(はまべ ふう)さんと、村木美都子(むらき みとこ)さんです。

 

 

 

 

 

浜辺 ふう(はまべ ふう)

 

<九条劇>主宰、劇作家、演出家、俳優

京都・東九条生まれ。朝鮮半島の文化と日本の文化が交わった地域で育ち、6歳のときに自分が日本人だと知らされ衝撃を受ける。以来、植民地支配の歴史を自身の問題として生きてきた。

また、幼い頃から参加していた地域のまつり「東九条マダン」でマダン劇に出演したことをきっかけに演劇に興味を持つ。立命館大学に在学中、アメリカン大学(DC)へ留学。国際関係学・平和学を学ぶと同時に学生団体を設立し、東アジアにルーツを持つ学生たちと演劇作品を制作した。

卒業後、韓国へ留学。高麗大学国際大学院(ソウル)を2017年夏修了。2018年6月、生活の延長線上として演劇活動をしていくためにソロユニット〈九条劇〉を設立、東九条地域、そしてそこに暮らす複合的なアイデンティティを持つ人々の生活を題材に演劇作品を制作発表している。

東九条まちづくり勉強会部会の一員として東九条のまちづくりにも積極的に関わっている。

 

 

 

 

 

村木 美都子(むらき みとこ)

 

1963年生まれ。

NPO法人東九条まちづくりサポートセンター「まめもやし」事務局長

京都外国人高齢者障害者生活支援ネットワーク・モア「京都モアネット」事務局

社会福祉士、精神保健福祉士

1989年 東九条の歴史と現状を学ぶ、4泊5日の「現場研修」に参加、以降、東九条地域の住民運動や地域福祉、まちづくり活動に関わる。

2000年より、東松ノ木市営住宅で住宅管理・生活支援事業に携わり、6割がコリアン、高齢化率・独居が5割、認知症や障がいなど、生きづらさを抱える人約3割の団地で開放的コミュニティづくりを行う。

また、外国にルーツを持つ人たちに対しての、簡単な日本語または母国語による生活支援事業や、市民向けの啓発活動も行う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

具体的には、ふうさんとの<出会い場>、村木さんとのフィールドワーク、一人芝居・浜辺ふう版『ウリハラボジ』公演

 

 

 

 

という一連の流れを考えています。

 

 

 

 

東九条の町の歴史や文化を肌で感じる/知ることもそうですが、このプロジェクトを通してたくさんの「人・モノ・こと」と出会ってほしいと考えています。

 

 

 

 

また、その出会いの中で出てきた問いについて、一緒に考えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

6月の中旬以降、こうしたプロジェクトが動き出す予定です。

 

 

 

 

僕も生徒もどんなところに、どんな風に心を動かされるのか?

 

 

 

 

そこから何を考えるのか?

 

 

 

 

今から楽しみです。

 

 

 

 

では、また~