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子どもたちの変容

内在化した不安

NO.023

足が動きません

中学2年生の彼女が学びの森にやってきた時、玄関から部屋に上がることができませんでした。大きな不安のために、足が動かないと言います。足だけではありませんでした。緊張のあまり手汗をいっぱいかいて、鉛筆も握れないというのです。そんな彼女がようやく教室に入れるようになったのは、1週間後のことでした。

しなければ・・・

4世代家族と暮らす彼女。おじいちゃんとおばあちゃんが学校の先生だったこともあり、「○○しなければならない」という思いがとても強かったようです。彼女が不登校になってからは、家族からのプレッシャーはとても少なくなっていったのですが、「○○しなけば・・・」という思いが、彼女の内面から消えることはなかったのです。

自分で通い出す

彼女はずっとお母さんの送り迎えで通学をしていました。ところが、お母さんが身体をこわされたことがきっかけとなって、一人で通学をする必要が出てきたのです。「塾長、わかりますか?私の通学への不安は、そこの家より大きいんです!!」彼女はそう言って、教室の窓から見える大きな家を指差したのです。でも、結果的に通学のハードルを彼女は見事に超えることができたのです。それから彼女は、みるみるたくましくなっていきました。

第一志望

いくつかの学校のオープンキャンパスへ出向いていき、彼女は自分の行きたい高校を見つけていきました。まだまだ不安はあるけれども、何とかやれる自信を彼女は手に入れていました。合格発表があり、入学式を間近に控えた彼女の笑顔がとてもよかったです。

性別 : 女(南丹市)

在籍年齢 : 中2~中3